マガモは夜になると静かに寝ていると思われがちですが、実は意外と活動している時間もあります。この記事では、冬の水辺で観察した「マガモの夜の行動」について紹介します。
目次
夜のマガモはどう過ごしている?
冬になると日が沈むのも早くなり、気温も一気に冷え込みます。
夕方になると、マガモたちは自然と“休む体勢”に入ります。
- 水面に浮かんだまま動かない
- 陸にあがり、羽の中に顔をうずめて眠る姿勢
どちらもよく見られる冬のマガモの表情です。浮かんでいる姿はマルッとなって、とてもかわいらしいですね。

小さく響く「グワグワ」──夜のマガモの鳴き声
しばらく観察していると、水面の方から小さな声が聞こえてきました。
最初は1〜2羽の「グワ、グワ…」という声。
それが徐々に増えていき、10羽ほどの控えめな“合唱”に。
鳴き声の印象
私の感覚では、カエルの合唱のやさしいバージョンのようで、とても穏やかです。
寝る前の“ちょっと移動”が始まる
鳴き声が増え始める頃、少しずつ移動を始めるマガモもいます。
- 寝る場所の位置を確認するように移動
- 仲間との距離感を調整するような動き
一度落ち着くと、また池は静けさに包まれます。
夜でもエサをとるマガモもいる
多くが休んでいる中で、夜に静かにエサをとっているマガモもいます。
夜の採餌の特徴
- 他のマガモを邪魔しないよう静かに移動
- 水面に顔をつけてコツコツとエサ探し
- 羽音も立てず、スイーッと滑るような動き
昼とは違う静かな採餌行動が見られるのも夜ならではです。
冬の夜、マガモは意外と活動している
夜は完全に寝ているわけではなく、
休みながら、小さく鳴き合い、場所を調整し、少しエサもとっている
──そんな色んな行動が観察できました。
最後にそっと「おやすみなさい」と心の中でつぶやき、観察を終えました。
まとめ:マガモの夜は“静かに動く時間”
- 多くは静かに休んでいる
- 仲間と小さく鳴き合う姿が見られる
- 寝る前に場所を調整する行動がある
- 夜でもエサをとっている個体もいる
夜の池は、昼間とは違うマガモの静かな世界が広がっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!また次のブログも楽しみにしていてください。

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